しぼりたてのコクとキレを追い求めた独自製法
森永乳業近畿工場では、主に牛乳、乳飲料、紅茶飲料、業務用クリームを生産しています。
主力製品の「森永のおいしい牛乳」は、しぼりたてのコクとキレがある牛乳本来のおいしさを出すために、一般的な牛乳とは製造方法が違います。一般的な牛乳は高温に熱せられたプレートの間を牛乳が通過する間接的な加熱による殺菌方式ですが、この製品は蒸気の中に生乳を通過させて、直接熱を加える殺菌方式です。直接熱を加えるため、少ない熱量で殺菌ができ、いわゆる加熱臭を抑えて牛乳本来のおいしさを出すことができます。
当工場は1959年の創業以来、西日本の拠点工場として稼働し、現在は1日約490トンの飲料を生産しています。使用している生乳は、近畿や四国、九州、北海道で生産されたもので、兵庫県産は全体の16％です。
製造にあたっては、お客様に安心してお召し上がりいただけるよう衛生管理はもちろん、異物混入を防ぐための対策にも力をいれています。
販路は西日本を中心としたスーパーやコンビニの他、宅配、学校給食、洋菓子などの業務用と幅広いです。また、量販店のプライベートブランド商品も製造しています。
