ジャージー牛乳の濃厚なおいしさを消費者へ
共進牧場は創業125年の、西日本で最初の牛乳メーカーです。
ジャージー牛を導入したのは約20年前で、観光牧場として牛舎を設けた際に、特徴のある牛をと飼いはじめました。ジャージー牛は体重約500kgと、ホルスタインより100kgほど小さい牛です。現在日本に約1万2千頭いるそうですが、ここでは120頭を飼育しています。
ジャージー牛は1頭あたりの採乳量が1日約16リットルと、ホルスタインの約25リットルと比べて少ないのですが、お乳はホルスタインと比べ脂肪分が1%ほど高い約5%、無脂乳固形分も0.5%ほど高い約9%と濃厚です。
新鮮なジャージー牛乳をお届けするために、直営牧場で採乳した原乳を翌日には出荷しています。
ジャージー牛乳は500mlのパックを高級スーパーなどで販売しています。この商品はひょうご安心ブランドに認定されているんですよ。一般用だけでなく、洋菓子店やレストランなど業務用としても需要があります。
工場併設のレストラン「ミルカーズ」ではジャージー牛乳をお召し上がりいただけるだけでなく、名物のジャージーソフトクリームも大人気です。ジャージー牛の見学もできますので、ファミリーで楽しんでいただけます。