おいしさの秘密は、酸素の除去とパッケージ
牛乳は差別化が難しい商品ですが、「雪印メグミルク牛乳」は特許取得の「おいしさキープ製法」で生産されています。生乳は酸化により劣化します。そこで、10℃以下の低温で酸素を取り除く技術を開発しました。酸素の除去で加熱殺菌による味の変化を抑えられます。
また、パッケージにも秘密があります。照明に含まれる光の波長により、牛乳中に含まれるビタミンB2が周囲の酸素を活性酸素に変え品質が変化してしまいますので、独自のインクを用い、悪影響を与える波長をカットする赤色の「おいしさキープパック」でお届けしています。
神戸工場で加工する生乳の約64%が兵庫県産で、これは兵庫県全体で生産される生乳の約25%にあたります。現在は1日約100トンの牛乳を生産しています。
牛乳のほか乳飲料など、飲料を中心に約60種類の商品を製造していますが、独自のガイドライン、雪印メグミルク品質保証システム(MSQS)により厳格な品質チェックをおこなっています。当工場で生産された商品は、九州を除く西日本のスーパーやコンビニ、宅配牛乳などへ流通しています。
また、工場見学も随時受け付けており、個人でも3日前までに予約すれば見学が可能です。
雪印メグミルク
https://www.meg-snow.com/